78.お葉つき銀杏(いちょう)
( 大紀町野原 )
旧七保第1小学校にある銀杏。たくさんの児童を見守ってくれた。(大宮町、16、女)
旧七穂小学校の校庭に立つ大銀杏
2010-11-20
お葉つきイチョウ
旧七保第一小学校の校庭に立つ大銀杏。お葉つきイチョウとして名高い。
樹齢350年といわれる古木である。夏の緑、秋の黄色、葉に覆われた姿は雄雄しいが、葉を取り去った冬の姿(マウスをかざすと現れる)は、年をとって、いかにも痛々しい。
お葉つきイチョウについては校庭にある説明板をご覧ください
。
(クリックすると拡大します)
卒業生のお一人は次のように語っている
「この学校は2年前(平成13年)から廃校の憂き目にあっている。過疎化の影響で今では人気のない広場になってしまった。
いちょうの木の向こう側が旧校舎である。
子供達のにぎやかな喧騒やその面影も、今はもうない。おまけに古木故の、脆弱さがたたって、枝も随分落とされてしまった」(2003)
スナップ1
:校舎側から見たイチョウ
スナップ2
:イチョウから校舎を見る
お葉つきイチョウはどこへ?
5年ほど前一度だけお葉つきイチョウを見かけたが、以後お目にかかっていない。また、地元の人の話ではこの木の銀杏は小さいという。木が年を取ったためだろうか?
いずれにせよ、この小学校に通った人々は、秋になると銀杏(ぎんなん)の独特の匂いと、踏んづけたあの感覚を忘れることはないだろう。
現在、小学校の旧校舎は内部はきちんと整備されて、毎週土曜日には無料のティールームが開き、地元の人々で賑わっている。小規模だが野菜の販売もある。
樹の下の銀杏と落ち葉
2010-11-20
あなたのオススメ意見をおまちしています。
意見を書き込む方は、「オススメする」からどうぞ。
大紀町野原
、
旧七保第一小学校校庭
HOME
/
アクセスマップ