8.あじさいの道   ( 大紀町阿曽 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
C.毎年6月には、あじさい祭りでにぎわう。花に勢いがありとてもきれい。(大宮町、42、男)
B.何万本のあじさいもさることながら、そのあじさいロードの奥にある風穴とわき水。
  一度足を運ぶ価値有り。 (阿児町、47、男)
                あじさいの道を楽しむ人々2006-6-18
       (ポインタを当てて見る写真は)あじさいいろいろ
あじさいの道
 地元阿曽の女性グループ「ほほえみ会」が中心になり、1986年ごろから植栽がはじまり、今では2.5キロに渡る道に約25種類、約1万株のあじさいが咲く美しい道です。→入口の説明板

  6月中旬から7月中旬まで楽しめます。遊歩道が整備され、季節と自然を感じながらサイクリングや散策をすることもできます。また、あじさいの道の一番奥にはテントハウスが並びやきそばやお好み焼きの店などが。

  ただ残念ながら、2004年ごろから鹿による被害が甚だしく、網をかけるなどの対策の無いところは、あじさいは軒並みに丸坊主になっていました。

 
あじさいの道中止のこと
  シカがあじさいの株を食い尽くす害がすすみ、様々な対策がなされましたが、2008年以降まつりが開けない状態になり、「あじさいの道」は、2010年に正式に中止となりました。実に残念なことです。
  地元の皆さんが協力して見事な花を咲かせ、私どもをを楽しませていただいたことを心から感謝いたします。

八重谷川
  あじさいの道の脇に流れる八重谷川は水量豊富な湧き水によるもので、その清らかさが大きな魅力のひとつです。上流の二筋の谷は、いずれも普段は水の無い涸谷。→地元の説明板

  周囲の山一帯は石灰岩に覆われているため鍾乳洞や風穴がみられます。道沿いにも小さな風穴があり、家族連れが地底探検に挑戦していました。風穴

  前日の雨のためか、湧き水が増水し水源地近くでは激しい流れになっていました。〈2006年) 。

              水源地近くの激しい流れ2006-6-18
(ポインタを当てて見る写真は)水源を出た水は豊かな川になって
            揃いの衣装で、ソーランソーラン 2002-6-23
    (ポインタを当てて見る写真は)男性も負けじとハイハイ!
あじさいの道祭り
  2007年6月17日のあじさいの道祭には道に沿って、うどん、かき氷、焼き鳥、たこ焼き店などが並び、お抹茶や川水利用の金魚すくいや絵画展のほか、俳句の優秀作品の発表(写真はは2004年)などもありました。

  広場では尾鷲、紀北、大台、度会と地元若者によるソーラン大会が盛り上がっていましたね。(写真は2002年です)
 
  滝原宮前と阿曽の八柱神社前からシャトルバスを走らせ手際の良い運営。祭り実行委員会を中心に、阿曽地区総出のお祭でした。ちょっと雨模様なのが残念でしたが。

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インフォメーション  

大紀町阿曽地区。42号阿曽大橋の北側で東に曲がり,約4キロ。

 


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