御田植祭の踊り込み唄   ( 志摩市磯部町 (d) )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
地元の祭であるためか、小さい頃から祖父や父が祭が近づいてくる6月20日頃からよく口ずさんでいました。一度聞いたら忘れられないとってもいい唄です。(磯部町、38、女)
                  2005−6−24撮影
威勢の良い    踊り込み唄
 竹取り神事、御田植え神事が終了し、午後3時からは「踊りこみ」が始まります。

 御田橋から伊雑宮、一の鳥居までの約200mの参道を役員、田道人(たちど)早乙女など全員で唄い踊りながら、約2時間かけて練り歩く行事です。その時に唄う唄が「踊り込み唄」です。


 この唄は、年々新作も加えられて、絶対にこれだと決まったものはありません。唄も警護役は正しい格調高く唄いますが、田道人等は決められた唄ばかりでなく、時に応じて即興的に他の唄を取り入れて祭りを楽しいものにしています。(御田祭奉仕会チラシより)


動画
めでためでたの御田を植えて…
「サアーエイエイシャントセー、めでためでたの御田を植えて…」で始まる祝い唄で、20番まであります。

 祭りは磯部町の9地区7グループが毎年順番に担当し、2005年は穴川が当番です。

 唄の歌詞は各地区によって少しずつ違うようで、写真の扇子の歌詞と、動画の中の唄はいずれも穴川ヴァージョンです。「穴川よいとこ池田のほとり 鶴も巣をかく米の里」と歌われています。

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  歌詞の載るメンバーの扇子2005-6-24撮影
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            2002-6-24撮影
美しい早乙女姿
 行列の花はやはり早乙女でしょうか。白無垢姿に黒と赤の帯、赤のたすき。美しく化粧し、引き締まった目元が印象的です。

 両側にびっしり露店が並ぶ参道を、二時間かけて歩くこの練は、想像以上にハードな行事のようです。休憩時間には子供たちの母親が付きっ切りで世話を焼いていました。

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インフォメーション  

志摩市磯部町上之郷。伊雑宮御田植え祭葉毎年6月24日。御料田での神事は午前10時半から12時まで。休憩の後15時から「踊りこみ」(参道を練る)が始まり17時頃終了です。

 

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