64.青峰山道の丁石(旧青峰参道又は沓掛街道)
( 志摩市磯部町沓掛 )
A.古くから志摩地方より訪れる人々が利用している沓掛参道は丁石が今も残り心を癒してくれる。 (磯部町、49、男)
B.近鉄沓掛駅から山頂の正福寺をめざす、昔ながらの参道で自然がそのままで、今まで何人の人がのぼったのか考える
だけでもすごい。(磯部町、36、男)
近鉄線沓掛駅から見た青峰山
2012-4-5
青峰山正福寺への参詣道
青峰山正福寺へ辿る古くからの参詣道の1つで、ふもとの沓掛駅から寺まで、およそ2キロの道のりです。
途中、道脇に
丁(目)石
が置かれ、正福寺までは17丁の登り。『丁』とは、昔の距離の単位で、今の距離の単位に直すと、1丁は約109mになります
。
NEXTページ
に参詣道のマップを載せています
。
雑木林のトンネル
なだらかな登りで、両脇はウバメガシやモチノキなどの密生する雑木林です。伊勢志摩地方どこでも見かける、典型的な林といえましょう。
写真のような樹木のトンネルが続きます。山道にしてはかなり道幅があり、その上を木漏れ日が美しく模様を描いています。
見通しは効かないものの、意外に明るい参道です。
林のトンネル
2012-4-5
(RO画面)道脇には大きな岩がいくつも
岩盤に横溝を彫り歩きやすくした道
2012-4-5
岩盤がいくつも露出して
沓掛から登るこの道は、全山岩山かと思えるほど、
大きなむき出しの岩上を辿ることが多く、雨上がりには滑りやすいかもしれません。
左の写真はちょっとわかりにくいのですが、岩盤の上に道幅いっぱいに横溝を彫り、階段状に仕立て、すべり憎くした道です。昔の人々の苦労が偲ばれます。
志摩市磯部町沓掛。近鉄志摩線沓掛駅で下車
青峰山桜並木(山田からの参道)
青峰山ウォーキングコース
HOME
/
アクセスマップ