213.村松の祇園まつり
( 伊勢市村松町 )
A 伝統行事として村松,東大淀両町で斎行される祭礼である。各々が保有する山車(祭礼用)は、伊勢
志摩地域では貴重な財産である。(伊勢市、51、男)
B 村松の祇園まつりは山車がすごい!! この日だけは村松の人口が増える。(伊勢市、29、女)
村松町内老人会館
2011-7-23
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出発の儀式「座敷はじめ」
山車を曳きだす前に祭礼に参加する役人(やくびと)達があつまり,出発の儀式「座敷始め」が老人会館で行われます。
お神酒を全員に注いだ後、町会長挨拶,警護答礼,乾杯と続き,その後、笛と太鼓の囃子にのせ、音頭が歌われます。
音頭 「所帯始めに扇をもろて 扇目出たや 末繁昌。
めでためでたの若松様は 枝も栄ゆる葉も繁る
めでためでたが三つ重なりて 末は鶴亀 五葉の松」
音頭は山車の道中でも謡われ、その場所ごとで異なります。
例えば夕食で中休みの時は
「待てよ待たんせ梃子押し様よ 音頭なしには山行かぬ」
となります。
笛と太鼓と音頭で
にぎやかに
山車は、村松漁協近くの亀池神社前から,夕方5時半太い綱に引かれて出発です。中入り〈夕食休憩)をいれて、夜九時過ぎまで町内を練り歩きます。
行列に参加するのは役人だけで約50人,これに町の人が参加,長蛇となります。
山車の上段には町会役員や氏子総代など。下段には笛〈高校生〉と太鼓と音頭の若い衆が乗り込みます。
祭の手順は
祇園祭礼時程表
に。また
山車の舵取りの様子
を紹介しましょう。
山車のスタート
2011-7-23
2011-7-23
提灯に灯がともり
町内の中ほどで休憩。
夕闇が迫り提灯に灯がともります。
昼間見る山車とはイメージがまったく変わり、独特の美しい風情です。
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伊勢市村松町。山車は村松漁協近くの亀池神社を5:30pmスタート。
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