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2002-12-24 |
小田の橋
外宮と内宮を結ぶ参宮道です。そのむかし,おかげ参りの盛んなころには古市を中心に芝居小屋,遊郭が軒を連ね,ずいぶんと賑わったものだそうですが,いま沿道のほとんどが住宅になっています。
外宮から歩くと勢田川にかかる小田の橋がいま一般的にいう古市街道の起点です。
参考: きらり特集「古市街道」
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間の山(あいのやま)の古い建物
橋を渡りしばらく行くと間の山の坂にかかり,ここから低い丘陵の尾根道となります。
倭町から古市にかけて随所に芝居小屋跡,遊郭跡などの碑があり,想像力で昔を偲ぶことになります。先におかげ横町の芝居小屋でアニメを見てから歩いた方が想像しやすいかも知れません。
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2002-12-24 |
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油屋おこんさんの墓
古市で近鉄線路をまたぐところ大林寺に,歌舞伎「伊勢音頭恋寝刃」で有名なおこんさんの墓があります。あとで悪役の孫福貢も祀られて比翼の塚になっています。
さらに行くと唯一残る古い宿「麻吉」の脇をとおり,伊勢自動車道を越えるところに参宮資料館があるのでちょっと覗いてみましょう。ここから数百mで牛谷坂を下り猿田彦神社に至ります。
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A 永年住んでいた古市。祖父母から聞き伝えた,参宮道としての遊郭の町と屋並み。歌舞伎にも残されている町です。(伊勢市、77、男) B 伊勢市の古市は昔からの歴史が残り、大林寺は油屋おこんの墓です。(御薗村、27、女)
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高校時代の部活帰り道 高校に入学し、その年の夏休みまで柔道部に在籍しました。練習道場は近鉄宇治山田駅前にあり、練習を終え、古市町にある下宿まで自転車で帰っていました。小田橋を渡り、尾上町バス停から倭町バス停までの間の山の長い坂道を、フウフウいいながら、途中、市バスにであうと土けむりを汗の体に浴び、やっと下宿に着くと眠り込んでしまいました。そしてねおあげてしまい、部活をやめてしまいました。にがい思い出の道です。 |
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