16.伊勢の一刀彫り   ( 伊勢市 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
素木の生成りのデザインは伊勢らしさがあり残したい技術( −、38、男)
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初詣の干支でおなじみ
 神宮初詣に頒布される干支でおなじみの木彫りです。

 一刀彫といっても刃物1本ではなく,いろいろな形状の刃物を使いますが,はつりっぱなしで磨きをかけず,刃痕をを残すのが特徴で,おもむきがあります。


 神宮干支のベースもあって,伊勢志摩一帯で盛んに行われ,
「伊勢根付けと一刀彫」として国の内外に知れ渡る伝統工芸品です。

 神宮干支は15人くらいのプロの手で彫られます。

 材は楠が主です。

蝦蟇(ヒキガエル)の木彫り
 蝦蟇(ヒキガエル)の木彫りは,
江戸時代の根付け彫刻名人,鈴木正直(1815〜1890)が創作完成しました。

 お伊勢参りから「無事帰る」にちなみ,
お土産として全国に拡がり人気を博したと伝えられます。

         Tさんの作品   2003-9-10
    個展会場で 2003-9-10
アマチュア作家のTさん
 Tさんは伝統の擬人蝦蟇に魅せられ,
第二の人生を機に蝦蟇百体を志し,5年かけて完成されたということです。

 Tさんはは「伊勢志摩木彫会」「五十鈴彫会」に属して
活動しておられます。 50人ほどのメンバーがあり,
根付けをやる人,一刀彫をやる人,半々くらいだそうです。
なかには90才の人も。


(このページは主としてTさんのお話と資料を元に構成しました)

私もオススメ

開けてびっくり!
Tさんとして登場していたのにはびっくり、バイタリティなのにはいつも感服します。一刀彫を通じて更に羽ばたいて下さい。 応援します。                                         < まるすの人 >
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