根付の作品、大きさは3〜4cm |
|
伊勢根付は「朝熊つげ」がほとんど
|
|
|
|
根付とは、「江戸時代、男子が巾着(昔の財布)、印籠、煙草入れなどを帯に挟んで腰に下げる時に、落ちないように紐の端につけるもの。形は小さく、珊瑚、瑪瑙、角、象牙などの材に人物、動物、器物などを彫刻し、精巧なものが多かった」(広辞苑)とあります。
現代では上述の用途はほとんどなくなりましたが、美術品として高く評価されています。伊勢にお住まいの根付作家、中川忠峰さんにいせトピアの展示会で伺いました。 「伊勢の根付は、ほとんどが「朝熊つげ」で作られています。50年経っても幹の径が6〜7cmにしかならない緻密な材料です。根付は表現が精密なだけでなく、「ひねり」、「おかし味」、「洒落」等の味がポイントです」
|
|
|
|
|