I*11.伊勢市宮川沿いのなれずし
( 伊勢市 )
東紀州方面と少し作り方がちがう。(伊勢市、46、男)
あゆのなれずし
保存食として伝わる「なれずし」は、酢を用いずに発酵させて、独特のうま味をかもしだす、魚を米で包んで発酵させて作る手法。
東紀州方面と伊勢地方に伝わる。この味に一度取りつかれるとやめられないほどと言い、食通にはとても喜ばれる一品。
ただし、初めて口にする人の多くは「うぇ」と嘔吐しそうで食べれないかも知れません、これを克服するとやみつきになる!?。
「あゆのなれずし」のつくりかた
秋、宮川を下るあゆ(産卵期で身がしまっている)を利用してつくる。
あゆは背開きにしてわたをとり、濃い目に塩をふって桶に入れ、軽い石をのせ、10日ほどおく。それから骨を除いて、塩だしする。
あゆ1匹に対して米5勺の割合でご飯を炊いておき、さめてからあゆの大きさににぎり、あゆをかぶせ、おけにすき間のないように詰め、一段詰めたら、しだ(大葉)を敷く。
これを繰り返し、2、3日おく。その後桶にすしがかぶるくらいの水を入れ、軽い重石をのせ、10から20日ほどそのままにしておく。
食べるときは桶をさかさまにして水切りをする。
-「三重の食事」を転載させて頂きました
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