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「あゆのなれずし」のつくりかた
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秋、宮川を下るあゆ(産卵期で身がしまっている)を利用してつくる。
あゆは背開きにしてわたをとり、濃い目に塩をふって桶に入れ、軽い石をのせ、10日ほどおく。それから骨を除いて、塩だしする。
あゆ1匹に対して米5勺の割合でご飯を炊いておき、さめてからあゆの大きさににぎり、あゆをかぶせ、おけにすき間のないように詰め、一段詰めたら、しだ(大葉)を敷く。
これを繰り返し、2、3日おく。その後桶にすしがかぶるくらいの水を入れ、軽い重石をのせ、10から20日ほどそのままにしておく。
食べるときは桶をさかさまにして水切りをする。 -「三重の食事」を転載させて頂きました
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