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ハマグリ
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軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ科の二枚貝。和名は褐色のクリの実に似ていることに由来する。
ハマグリは2年で殻長およそ32ミリ、4年で44ミリ、5年で55ミリとなり、最大80ミリ以上に達し、少なくとも6年
以上の寿命があると思われる。かって東京湾や伊勢湾はハマグリの大産地であった。 ハマグリは古くから食用とされ、特有のうま味があるが、これはコハク酸を多く含むためである。 ハマグリに限らず二枚貝の蝶番は、同一個体でない限り左右が絶対にあわない。このため、鎌倉時代以降
の遊戯である貝合(かいあわせ)の道具として利用され、その道具類は貞節の象徴として嫁入り道具にもされた。
- スーパーニッポニカ 参照
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