22.私のおばあちゃんのへいさく(塗り薬)
( 志摩市阿児町鵜方 )
一年中使っております。鵜方に伝わるものです。おばあちゃんに教えてもらったのです。四代続いております。へいさくとは8月から10月頃まで咲くきれいな花です。その花びらを35度のホワイトリカーに漬けるだけです。1ヶ月もすると琥珀色の液が出来ます。その液を蚊に刺されたときとか痒いときとか、火傷とかお風呂上りに化粧水としてつけます。しっとりと良いです。私の孫達もすぐへいさくといってつけてくれます。早く直ります。ぜひ残したいものです。植物図鑑で見ますと(アオイ科)トロロアオイと書いてあります。(ー、64、女)
2007-8-25
へいさくの花
へいさくはこの地方の呼び名のようです。和名:トロロアオイ
野菜畑の隅にひっそりと咲いていました。ちょっとハマボウにも似ていますね。
阿児町町役場の人の話:
花を焼酎に漬けたものを
かゆみ止め,やけど,切り傷の化膿防止などの塗り薬として使っています。私の家でも毎年作って,常備薬にしています。
畑を手入れしていた方の話:
まえには焼酎に漬けてましたけど,今はやってないです。
2008-9-10
トロロアオイ
トロロアオイ(黄蜀葵):中国原産,1年草,草丈1.5m
漢方では秋に根を掘り,水洗,外皮を除き、日干しにしたものを黄蜀葵根とよぶ。
根をすりつぶすと粘りがあるのでトロロアオイとよばれる。
〔別画像〕つぼみの様子
お聞きしたいのですが
へいさくの種はお持ちじゃあないですか?へいさくをいつも友人からもらいます。へいさくを作る人が減ってきてるので自分で栽培してみたいと思いメールさせていただきました。もしよければ種を譲って頂けないかと思いパソコンのメールを初めてしました。
お嫁に来て周りには志摩程自然がありません。昔はその辺に咲いてたと聞きました。
志摩市阿児町
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