「山の神」です。
集落のはずれにあります。

昔は子供達が薪を拾って、自分たちで
火を焚いたそうです。今は人数も少なく
なり、大人が火を用意します。

  「ふくせ」にいく前に、腹ごしらえ。
 夕方に山の神に集まってきたお供え物
 を食べます。おかずはソーセージ、卵、
 唐揚げ等お弁当のよう。
 昔は干物が多く、焼いて食べたそうです。

ふくせ

2004


「ふくせ」は鳥羽市畔蛸町の山の神の祭りとして、毎年11月7日に行われます。
男の子しか参加できないのは山の神が女性であるためと考えられています。

  夕方になると村中からお供え物が集まってきます。
  今年は昔と同じようにあずきご飯をわらの入れ物に入れ てもらいました。
  最近はプラスチックの容器にいれることが多いよう
 です。

  山の神にお供えする時にあずきご飯をいれるこの
わらでできた入れ物を「つと」と言います。

  最後にもらったお金でみんなに
おかしを配ります。
  お菓子を買って残ったお金は
中学生のみんなで分けるとのこと。
これが楽しみですね。


  夜17時30分頃から回ります。ささ一本と旗1本を持ち、村中約70軒を一軒一軒回ります。
「ふくせ」の唄を歌った後、各家庭からお金をもらいます。今年は小学生1年生から中学生2年
生まで12名が参加しました。
  途中、泣き出す子もいましたが、全員で最後まで回り、20時30分頃までかかりました。
みなさん、本当にお疲れさまでした。