伊勢の遷宮 伊勢志摩きらり千選


 式年遷宮向け準備   平成17年の行事 

 8年後の伊勢神宮の式年遷宮に向けて準備が本格化する。

05年は造営用材を伐採する祭典を中心に、五つの重要な祭事がある。
まず、5月に内外宮で「山口祭」が執り行われる。用材を伐採する木曽の
御杣山(みそまやま)の山口に座す神をまつり、伐採と搬出の安全を祈願する。
山口祭の夜に木本(このもと)祭がある。正宮の床下に奉建する
「心御柱」(しんのみはしら)の用材伐採にあたり、その木の本の神をまつる。

6月には、ご神体を納める「御樋代木」(みひしろぎ)を木曽山中で切り出す
「御杣始祭」(みそまはじめさい)と、御樋代木を伊勢まで運ぶ奉曳式がある。
御樋代木は、川曳きで内宮へ、陸曳き(おかびき)で外宮に運び込まれる。

9月になると、「御船代祭」(みふねしろさい)。御樋代を納める御船代の用材を
伐採する祭りで、両宮である。



  




 戻る
アクセスマップ / きらり一覧を見る / HOME