105.円座の姫路城   ( 伊勢市円座町 )

伊勢志摩きらり千選+
推薦のことば
  円座にできた姫路城(模型)は素人が作ったとは思えない立派なものです。永年かけて製作し、今年(2007年)4月に完成したこともあり、今、大変な人気です。夢をかなえたご夫妻に心から祝福を送りたい。
円座の姫路城 2007-8-27 
(ポインターを当てて見る写真は)雨の日の円座の姫路城 2007-8-31
20年かけて夢をかなえる
  堂々たる姫路城がここ、伊勢市円座町にある。
  23分の一のミニチュアだが、その精巧さゆえに写真に撮ると本物と見間違える。城の背景となるこの地域の環境が
マッチしていて素晴らしい。

  円座にお住まいの井村様ご夫妻がご自分の庭に19年かけて創られた力作で、平成19年の3月末に完成したもの。

  その全体像は現在の姫路城とは少し異なり、1620年代の本多忠正の居城で、姫路城が最大規模となったときのもの。模型といえど全体で47坪を占めている。
馬や人物は陶器
  背丈6〜7cmほどの侍達や馬がところどころに顔を見せる。陶器の人形で、陶器教室に通う奥さんの手作り。その素朴な姿がほほえましい。
馬小屋の前に馬が並び…2007-8-27 
姫路城の菱の門 2007-8-27 
(ポインターを当てて見る写真は)三の丸側から西の丸を見る。
菱の門
  姫路城の主門である「菱の門」。城中最大の門で、安土桃山の形式を残し、大変美しい。

  なぜ姫路城だったのですか?の問いに、井村さんは答えてくれました。

「小学2年のとき、少年雑誌で見たグラビアの姫路城の姿を目にし、付録についていた、このお城の工作模型(紙)を作ったのです。それ以来、姫路城のミニチュア作りがずっと私の夢だったのです」

 永年の夢を暖め、年月をかけてその夢を実現された井村さんと、支えてこられた奥さんに心から喝采をお贈りしたいと思います。
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インフォメーション  

伊勢市円座町。南島線円座バス停を右折、突き当りを左へ、田んぼに出る手前左側が井村さん宅。現在毎週、火、水曜日を休苑日としている。参観無料。

 


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