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昔、渇水で水がなく住民が困っていた時、ある僧侶風の者が塩水(海水)が出そうな場所に井戸を掘りなさいと指示、大量の清水が涌き出て住民が救われた。その時の人が弘法大師と言われている井戸。(浜島町、59、男) |
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2003-10-2撮影 |
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海に近いのに真水が出る
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浜島町の大矢の浜には浜に平行に住宅区域を守る防潮壁があり、何箇所かに出入りのための鉄の扉がありますが、そのNO.7の扉の内側に弘法の井戸があります。
井戸は縦横、2.0×1.0m(内寸)の矩形の大きな井戸で、現在も澄んだ水をたたえています。深さは縁から底まで2.4m、その内水深は1.1m、底には玉石が敷かれていますから、水が染み出してくるのでしょう。 これほど海に近くても真水が出ることが、「弘法の井戸」と呼ばれる所以ではないかともいわれています。
弘法井戸に関する言い伝えを詳細ページに載せました。
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防潮壁は伊勢湾台風の被害から
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ご覧のように、住宅区域は手前の道路よりかなり低くなっています。
町の事情に詳しい中村守行さんのお話では、「伊勢湾台風のとき、この地区は死者は出なかったものの、家屋が壊滅的な被害にあって、この防潮壁が作られました。その後海岸通りがつくられ、更に海岸がわに砂を入れ、現在の大矢浜がつくられたのです」
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2003-10-2撮影 |
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タイルの壁画もちょっと、紹介します
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防潮壁は高さが3m近くありますが、ここに魚類をテーマにしたタイルの壁画がいくつも並び、無味乾燥になりがちなコンクリートの壁を飾っています。
これは平成3年に県が「遊ロード三重観光フレッシュポイントモデル事業」で行ったもので、地元の著名な画家である柴原晥氏の作品をベースにモザイク化しています。それぞれに魚の特徴が出ていて、なかなかの力作です。
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