217.精霊舟(桧山路)   ( 志摩市浜島町桧山路 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
桧山路、8月31日pm4時わらびで造った舟に戸毎より持ち寄った線香、米を乗せて河口で流す。(浜島町、70、男)
            道の途中でお供え  2011−8−31
舟にお米を供え線香を点します
  精霊舟の行列は午後4時、まだ夏の日差しの強い中、江月寺をスタートします.桧山路川沿いに、鉦をならしながら下流へと進むと、各家からお米の入ったおひねりと線香を持った人々が出てきて、舟にお供えし、列に合流します。

 動画は川へ流す様子を紹介しています。

動画
卍の旗印、
 檜山路丸の出帆
 桧山路のはずれにあるふるさと公園の近くで、川に船を浮かべ流します。川面に映る藁人形の影が人影のようです。満潮らしく上流に戻ってきてしまいました。

 桧山路は戸数65で、上と下の地区に分かれ、舟の製作は毎年交替で行うとのこと。今年は稲藁と竹とダンボールで出来ていましたが、材料は何でも良いことになっていて、プラスチックの時は沈まずに処理に困ったとのことでした。

                      桧山路川で 2003−8−31
      2006−8−31拡大
今年も盆行事はすべて終わった!
  桧山路では盆の直後に行う精霊送りとして、8月15日に松明をかざして川沿いを行く行事があります。

  この船を浮かべる精霊送りは、すべての盆行事の締めくくりとして8月最後の日に昔から行われているものです。

  桧山路川は白魚(しろうお)
で有名ですが、他にも小形の魚を数多く見ることが出来ます。この土地のNさんに伺うと「あゆ、はや、ふな、はぜ等です。ずっと川上に行くと生態系が異なって山椒魚などがいる」とのことでした。
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インフォメーション  

志摩市浜島町桧山路

 

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