206.楠の宮例大祭   ( 志摩市浜島町南張  )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A.旧暦1月22日。南張、楠御前八柱神社例祭。近郊よりの参拝あり。出店あり。(浜島町、70、男)
B.さびれた田舎のさびれた祭りですが、残したいと思います。(伊勢市、54、男)
         宮司による祭祀舞い舞い  2016−2−29  
(ポインターを当ててみる画面は)浦安の舞 2016−2−29
           
霊験あらたかなる神社と
  楠御前八柱神社は古くから、この地方では霊験あらたかな神社として、崇拝されてきました。旧暦1月22日が例祭で、遠方から車で来る人も多く、なかなかの賑わいです。
  神社の由緒は神社鳥居脇の石碑に由緒書きがあります。

 祭典では中程で[舞]が入ります。
(1)宮司による
祭祀舞
  宮司が榊を手に祭
舞を舞います
現在の宮司さんの父上が始められたということで、これを継承されています。
(2浦安の舞
  小学校6年生の舞でしたが、近年は子どもの数が減り、ここ南張りでも地元の娘さんによる舞は難しく、今年(2016)は神宮からの舞姫さんによっています。
 
  また今年は舞楽が取りやめでした。
2005年の例大祭の様子

 尚、宮司の大西永晃氏は40年近く神宮にお勤めで、平成11年に退職。その間、昭和39年に父君を継ぎ本神社の宮司になられておられます。

ご例祭ではご祈祷は常時  
   神社は朝7時ごろからご祈祷の受け付けがあり、11時から祭典がおこなわれ、祭典の後もご祈祷が行われていますます。

  祭典は基本の型どおりで
  修祓、宮司一礼、開扉、献饌、祝詞奏上、舞、玉串奉奠、徹饌、閉扉、宮司一礼、宮司挨拶。この後別棟で直会続きます
  他の神社のご祭礼と異なる点は、4名の雅楽の管方の参加、献餞なども神職によって行われることでしょう。→その様子

  ご祈祷は祭典の前後に拝殿で行われますが、神社の左隣の民家にも祭壇があり、ここでもご祈祷が行われています。→その様子


  宮司さんのお話では
「昔は宿田曾や浜島の漁師さんたちが朝5時ごろから、大勢ご祈祷に見えていましたが、最近は田曾の遠洋漁業の基地が焼津へ移ったこともあり、漁師さんたちは少なくなっています」
     拝殿でのご祈祷の様子   2016−2−29
 (ポインターを当てて)境内でご祈祷を待つ人々
           露店でにぎあう神社への道 2016−2−29
狭い参道に露店が並び
  南張海浜公園前の国道260号から神社まで細い路地が続きますが、その道に露天商が並び、賑わっていました。

  お土産にするのでしょう、たい焼きやベビーカステラなど5〜6袋まとめて買う人も目に付き、地域に密着した昔ながらのお祭の姿を見た思いがしました。


  ただ、今年は14軒で、11年前の40軒とは大分差があります。近年子どもの数がかなり減り商売が出来なくなっているのでしょう
私もオススメ


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インフォメーション  

志摩市浜島町南張、楠御前八柱神社。旧暦1月22日が例祭。2005年は3月2日。

 

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