69.五ヶ所湾天然真珠の道   ( 南伊勢町五ヶ所浦 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
真珠養殖は御木本幸吉により誕生しており、かつて五カ所浦に御木本御殿があった。(南勢町、34、男)
天然真珠の道
○ 五ヶ所湾は天然真珠のケシ玉の採取効率がよく御木本真珠は 明治41年 この湾へ進出 大正11年から昭和11年まで同社真珠養殖の中心地となった
○ 最盛黄金期の従業員は1000人を越えていた
○ 養殖面積は187万坪で最大(神明村田徳島=のち多徳島と改称は87万坪)
○ 海軍技術中将退役後の武藤稲太郎(長女るいの夫)が工場主任を務め機械化近代化に寄与
○ 昭和10年欧州の政情不安で真珠価格が暴落 
打開策として5ヶ所湾養殖場を閉鎖 新多徳島(浜島大崎半島)へ集約
○ 閉鎖の紛争が五ヶ所村と2年続いた

(御木本真珠発明100年史などより)

御殿跡
○ 幸吉の住いは湾を望む丘の上に有って御殿と呼ばれていた
○ 地元長老によれば戦前には宮家も来られ「御手植えの松」があった
○ 御殿は人手に渡り今は別荘が建っている
○ 時代変遷とともに小さな寒村の真珠による栄枯盛衰の史実を知る人も少なくなり後世に伝えたいの思を強く受けた

御木本幸吉翁頌徳碑
 御木本幸吉翁頌徳碑は五ヶ所児童公園にあります。
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インフォメーション  

南勢町五ヶ所

 

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