73.まちなみ建築物(旧太吉屋旅館)   ( 南伊勢町五ヶ所浦 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
明治・大正の遺産として南勢町五ケ所浦旧太吉屋旅館(楓江館)(南勢町、84、男)
                            2003-7-19撮影
楓江館
 この建物は1913年〔t2〕に建てられたもので、

当時の主人,西浜多吉氏(現当主の祖父)が商売の合間に横浜・東京の商館を見て洋風建築を思い立ち、

土地の大工の棟梁、林清三郎氏を伴い横浜の洋風建築を見てまわり参考にした、   
といわれています。
(以上南勢町史を参考)

NEXTページに五ヶ所浦在住の山本篤さんの、楓江館にまつわる「思い出話」を載せています。

更に詳しい情報
珍しい六角塔
 最大の特徴はこの六角塔で、洋風の姿を際立たせています。

 建物全体も六角塔の載る部分を中心にして三つ形が寄り添うような構成を持つため、変化に富み、面白い建物になっています。
 ただし三階になっている部分はずっと後で追加したとのことでした。

別画面は2階の窓(道路側)で、軒下や窓の庇にいくつかの細かい工夫を見ることができます。

拡大または別画像へ
                     2005--5-11撮影
                               2008-9-11撮影
築95年(2008年)
最近、六角塔の屋根が塗り替えられたのか、白くなりました。
こうした建造物を維持していくのは本当に大変でしょうね。

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インフォメーション  

260号の五ケ所交差点ちかく、五ケ所川に面して立つ旧太吉屋旅館がある。

 


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