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29.田城(たじょう)城跡と九鬼岩倉神社
( 鳥羽市岩倉町 )
岩倉町田城に九鬼嘉隆の居城跡がある。この城で、九鬼の嫡流澄隆は伯父嘉隆に暗殺された。澄隆の霊を祀るために嘉隆の子守隆が総領大権現「九鬼岩倉神社」を創祀した。(鳥羽市、67、男)
167号から見る岩倉神社の森
2005-4-3撮影
史跡、岩倉神社
167号線を南下すると鳥羽市の加茂のあたりは平地が続きますが、道路沿いにこんもりとした大きな森が見えてきます。
これが田城城跡で、丘の上に九鬼神社が祀られ、三重県の文化財の史跡の指定を受けています。
加茂川とその支流の鳥羽河内川の合流点で、川が自然のお堀をなしています。
九鬼澄隆の怨念を鎮めるため
鳥羽市教育委員会の説明板にはこの城跡について
「織田信長の水軍の大将として名を馳せた 九鬼嘉隆の祖父・泰隆が 天文十年(1541)にこの城に拠り、伊勢国司北畠氏のために尽くし、二見七郷を与えられたという。
その以前は田城左馬之助が築いたとも伝えられる。
天正十年(1582)に至り九鬼嘉隆が兄浄隆の子澄隆を暗殺し,その後、この城は廃せられたといわれる。
城跡には澄隆の怨霊を鎮めるために九鬼総領権現が祀られている」
とあります。
岩倉神社境内の様子
2002−9−3撮影
鍬形祭で境内に並ぶ地区の人々
2005-4-3撮影
鍬形祭
毎年、九鬼岩倉神社では春のはじめに例大祭があり この日、五穀豊穣を願って 鍬形祭が行われます。
その
2005年の鍬形祭
の概要を
NEXTページ
に
また
2013年の鍬形祭
の「田こしらえ行事」の所作の一つ一つを 順序追って、NEXTページ2に掲載しています。
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鳥羽市岩倉町九鬼岩倉神社
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