94.坂手島砲台跡
( 鳥羽市坂手町 )
幕末に鳥羽湾の守りとして設置された砲台の跡。坂手島田崎にあって、特に鳥羽城の守りも兼ねていて規模も大きかったようである。砲台跡には県指定文化財の標識のみが建っている。(鳥羽市、67、男)
2004-3-6
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黒船時代の砲台跡
江戸幕末、外国艦船の渡来が目立つようになり、鳥羽藩によって沿岸防衛のためにいくつかの砲台が作られました。
その1つが鳥羽の海岸の目の前にある坂手島の西端の、この場所です(矢印)。現在は砲も砲台もなく史跡を示す石柱だけで、ホテルの庭園になっています。
1941年に県の史跡に指定され、その石碑が立っています。
鳥羽湾を見渡す好位置
ちょうどこの位置に砲台があったわけです。
海上左に見えるのが三ツ島と日向島(イルカ島)、右が飛島と答志島です。
確かに鳥羽湾に入ってくる敵船に対しては好位置です。ただしこちらの大砲の命中率がどの程度であったか気になるところです。この場所は敵側からも見えやすいわけですから。
少し詳しい説明が砲台跡にありました。
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説明板内容
ニューみしま内砲台跡
2004-6-6
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鳥羽市坂手町。坂手島へは市営定期船で中之郷から7分。船着場から左へ海岸沿いを行き、ホテルニュー美しまへ。ホテルフロントに断って見せてもらってください。
坂手あやめ池
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坂手町の鳥羽側にある3種類の「おしろい花」
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