8.棒原(すぎはら)神社の古墳群   ( 玉城町上田辺 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
内宮125社の摂社の1つ(奈良時代)高台の森全体が四十数基の古墳で出来ためずらしいお社。またここからの城西平野の眺望はすばらしい(玉城町、77、男)
            東側から見た神社の森2004−8−16右図の拡大
境内に古墳が41
  上田辺の広々とした水田地帯に、こんもりと高木の茂る小山があり、その頂上に棒原神社と古墳群があります。神社を取り囲むように小規模の古墳が密集して築かれています。

  古墳といっても立て札があるわけではなく、素人には多少凸凹のある、ただの森にしか見えませんが。

  左の図は神社の森の上面図で、古墳は方墳(四角)と円墳が合わせて41基あり、大きいものは一辺が(或いは径)が16mほどです。(図は玉城町町史からのコピー)

皇大神宮摂社の一つ
  棒原神社は皇大神宮の摂社の一つ。右手の玉砂利の空間は式年遷宮の造替のための場所です。

※摂社とは『延喜式』(927年)の神名式に載せられた神社をいい、伊勢神宮に所属する神社の一つ。格としては正宮、別宮、摂社、末社、所管社の順があり、摂社43社の内、玉城町内には12社がある。

〔参考〕
玉城町は古墳の大変多いところで、町史〔1995度版〕上巻に180ページにわたって町内の古墳が詳しく掲載されています。

           棒原神社社殿2004−8−16
                      豊かに広がる玉城町の水田地帯 2004−8−16
眼前に広がる豊かな実り
  推薦の言葉通り、神社石段からは見晴らしがよく、家並の向こうに、東西に広がる玉城町の水田地帯が、遠くまで見渡せます。稲穂が黄金色に色付き、豊かな実りの風景がそこにありました。→神社の森のもりからの眺め。
  写真を2枚つなげてみましたが、この広い風景は到底収まりませんでした。
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玉城町上田辺朝久田(かみたぬいあさくだ)

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