173.米子浜(通称ボンボラ)   ( 志摩市大王町波切 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A.人家からやや離れている為ほぼ自然のままの海岸です。風雨に浸食され形を変えてゆく姿も今では貴重
   かもしれません。(大王町、ー、男)
B.大王町波切の隠れた釣りポイントです。海岸もとても美しい場所です。(大王町、45、女)
C.自然にできた岩穴とつりができる(大王町、48、男)
D.大王町の隠れた名所です。(大王町、60、男)
E.自然の力強さを感じる。(大王町、10、男)
F.石門、自然の波の力岩も穴あけた。(大王町、82、男)
                      ボンボラ 2017−4−23
海が覗ける洞穴
  浜の中央に構える岩礁に岸から海に向かって洞窟が開いています。

  この浜の通称ボンボラ(或いはボンボン)はこの洞穴に波が押し寄せるとき鳴るボーンボーンという音が語源だそうです。
  岩礁が居並ぶこの地方特有の海岸の姿が自然のまま残っている浜です。

 位置関係は浜のマップを見てください
  
  ボンボラ岩礁の西側からは船越前浜の三島山の島影が目の前です。
磯ものの宝庫?
  磯ものの宝庫らしく、浜へ向かう道では、12〜3人ほどの、獲物を背にした人に行き交いました。ただし漁業権なしの採取禁止の立て札もありましたので念のため。

  この浜の周囲の海ではでは、アワビやサザエ漁の海女さんの姿を良く見かけます。

 《右の写真》 ボンボラの岩礁の隣に、ユニークな姿の丸い島があります。どっしりとしてなかなかの存在感です。ここにも洞窟があるそうですが確認していません。

                  2017−4−23 拡大
                   東に大王崎灯台を見て 2017-4-23
荒々しい
  自然の風景が
 東側は小島や岩礁が並び変化のある自然のままの、荒々しい浜がそこにあります。

 浜の東端から大王崎灯台が望めます。
 
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米子の由来と映画撮影
  米子の由来ですが実は他に説があります。湯口(ゆごう)は船越では船越の前浜を指します。米子浜は湯ナゴが訛った物と言われています。実は、温泉はなく、海流の影響で暖かい海域が出来るため、海女さんが一時的に体を温めるため、湯の字が充てられたそうです。
  この付近から万葉仮名や神宮系の地名が多く存在し、万葉仮名で「子」は静かな入り江を指します。
  この浜は映画監督のお気に入りの場所で、銭形平次や小さき勇者達ガメラの撮影に使われたそうです。またNHKの美しき日本百の風景でも紹介されています。
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インフォメーション  

志摩郡大王町波切。波切墓地の西端から東海自然歩道支線があり、500mほどで浜に出ます。
満潮時には海岸線が迫り危険が伴いますので、干潮時に出かけてください。

マップ
 

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