130.太一御用船   ( 伊勢市神社港 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
伊勢神宮へ奉納する「御幣鯛」と呼ばれる干鯛160匹を載せ篠島を出港した漁船が「太一御用」の旗や大漁旗を押し立てて、伊勢市神社港にある宇治山田港に入港する。港には大勢の市民が詰めかけ、神社小学校六年生による鼓笛隊や子ども木遣りなどで一行を歓迎する。(伊勢市、17、女)
                    一色大橋から  2016−10−12
  (ポインターを当てて見る写真)埠頭で行われる歓迎式典の様子
太一御用船 入港!
   古くから愛知県の篠島から伊勢神宮へ干鯛が奉納されていましたが、その運搬を昔ながらの「太一御用」船として70年ぶりに復活させたのがこの行事です。今年(2016)で19回目になります。
   篠島の関係者約50名が6艘の漁船に分乗、9時神社港に入港,地元の「おんべだい(御幣鯛)祭り実行委員会の歓迎式に臨んだあと,伊勢神宮に干鯛を奉納しました。
  詳しくは平成17年の実行委員会の説明を参考にしてください。
  篠島船団入港に際しては神社小学校製100人による鼓笛隊の演奏が出迎え、歓迎式典の最初には小学生による木遣、や幼稚園児による花束贈呈など、子どもたちが大活躍です

  今年(2016)は快晴、太一御用の旗が美しく翻っています
厳かに伊勢神宮に奉納
  篠島の皆さんは正装で、干鯛を納めた唐櫃二つを中に行列を作り、内宮宇治橋を渡って五丈殿へ。

  御丈殿前で干鯛を奉納する簡単な儀式があり、無事大役を果されました。

  島の皆さんにとっては、この行事を「神宮から選ばれた鯛の島をPRし,御幣鯛(おんべだい)を篠島の誇りとして認識したい」とのことでした。


                    宇治橋を行く一行 2016−10−12
     (ポインターを当てて見る写真) 五丈殿前での受け渡し式      
   
        神社港海岸通りで餅蒔き 2016−10−12
 (ポインターを当てて見る写真) 五色のテープでお別れ
餅まき,菓子まき
  干鯛奉納を終えて、神社港では出港式典が行われ、子供たちの踊りや仕舞いが披露され、最後に篠島の皆さんによる恒例の餅まきが行われました。

   なぜかこの時だけは、町民全員が参加したと思われるほどの盛況ぶりで、防波堤上にずらりと並んだ篠島の人々から一斉にもちや菓子が投げられると、子供たちの甲高い声が行き交い、大賑わいでした。

  この後、演歌が流され、五色のテープで別れを惜しみながら、船は次々と篠島へと岸壁を離れていきました。
篠島ではこの日、改めて独自の祝典があるとのこと
→一路篠島へ
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インフォメーション  

伊勢市神社港。●毎年10月12日●篠島一行9:00桟橋到着、歓迎式典/10:00内宮参宮奉納/13:30出港式典/1400神社港出港。マップは神社港

マップ
 

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