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81.守武祭   ( 伊勢市宇治今在家町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
  宇治神社(皇大神宮御鎮座地氏神)の祭神のひと柱である荒木田守武霊は、松尾芭蕉以前に俳諧を芸術として位置付けた人で俳祖と呼ばれている。こうした偉業を偲び、また俳句を更に高度な文芸活動へと発展させようと、毎年9月15日、宇治神社で行われている。(伊勢市、38、女)

          仮拝殿で今年の献句をされる顕彰会会長坂口氏2016−9−15 
         (ポインターを当てて見る写真は)祭り会場の雰囲気
守武祭
  守武祭の主旨などに付き俳祖守武翁顕彰会会長の坂口緑志氏よりご丁寧な一文をいただきましたのでご紹介しましょう。
→守武祭俳句大会概要
  2016年の第62回守武祭は例年通り、宇治神社で9月15日に行われました。
  午前10時から修祓、献饌、祝詞奏上、玉串奉奠と神社式典が行われ、この後顕彰会会長の坂口氏による献句が行われています。
 式典終了後、俳句大会となり、会長挨拶、選者紹介、応募入選作品の披講、優秀作品の表彰と続きました

  参加者は全体で50人ほど。大会終了後は会食の後、神宮参拝・御神楽奉納とのことでした。
  なお、この日宇治神社では今年(2016年)の11月の御神遷のため、拝殿は仮設のテント利用しています。
選者献句や応募句入選作品
  2016年の守武祭当日では俳句作品について以下のようなコピーをいただきました。
1.第62回守武祭選者献句
2.第62回守武祭俳句大会応募入選作品
3.同、選者別入選作品
4.全応募作品

右図のものは第62回守武祭俳句大会応募入選作品の小部分です
  俳句の応募要領については坂口会長の案内をご覧下さい。→俳句募集要項
  このように俳句の創作が多くの人々の中で楽しまれていることは、なんと素晴らしいことでしょう。日本の誇るべき文化の一つですね
          応募句入選作品(部分)  2016-9-15
     
                    応募句入選作品の表彰 2016-9-15 
        
荒木田守武
  荒木田守武は芭蕉より150年前、俳諧の連歌から五・七・五を独立させ、俳句の基礎を作った人で守武は「俳祖」芭蕉は「俳聖」と呼ばれています。

  守武は、代々皇大神宮の禰宜を世襲した家に生まれ15歳で禰宜となっています。
  室町末期の戦乱が続き式年遷宮も120余り途絶えた、神宮の歴史のなかで最も苦しかった時代に禰宜を勤め上げ、77歳でその生涯を閉じました。

  現在は「弥武彦神(やたけひこかみ)」の神名で宇治神社の御祭神となられています。

  神宮バラ園にある守武翁の歌碑の脇に説明パネルがありました。
→説明パネル
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インフォメーション  
       伊勢市宇治今在家町(宇治神社:内宮宇治橋前より南勢徒歩1分)
 

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